第15代
神戸ウエディングクイーン
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第15代
神戸ウエディングクイーン
ファイナリスト
大原 向日葵

エントリーNo.4
オオハラ ヒマリ
大原 向日葵

大原 向日葵

◆21歳・大学生

【趣味・特技】
演劇のシナリオを考えることが好きで大学では脚本を学んでいます。
朝起きたらすぐにその時思うこと、その日見た夢のこと、思いついたシナリオなどをノートに書くことを日課にしています。
とにかくいつも頭の中で考え事をしているのでメモをすることが趣味です。
そして私はセルフネイルが得意で、ひとつのテーマを決めて両手の爪に要素を詰め込むことが脚本を書くことに似ているなと思っています。
どこのお店でしたの?と聞かれることも多く、独学なのでとても嬉しいです。

【自己PR】
神戸と同じ港町、長崎県出身宝塚歌劇が大好きな大学生です。
大学では人文学部で脚本を学んでおり、将来は宝塚歌劇団の演出家になりたいと思っています。
ゼミも脚本をメインとする教授についており、兵庫を舞台にした脚本を書き、公演の演出を行っています。
他にも私は大学祭の運営をする委員会に入っており、財務局長をしておりました。
大学3年間運営委員を務めあげ今年集大成となる4日間の学祭を成功させました。
達成感とともにさみしさがあり、大学生最後の年に新たなチャレンジをしようと決意いたしました。
これまではイベントや人を支える立場であった私も、人前に立ち表現することをしてみたいと思いました。
そして運営委員の時から学祭に出演されている綺麗なウエディングドレスを着た神戸ウエディングクイーンに憧れを抱いており、大学一年の夢破れ孤独だった私を支えてくれた神戸に何か恩返しがしたいという気持ちが私の背中を押し、応募いたしました。

【神戸への思い】
私は中学3年生から高校3年生まで宝塚音楽学校の受験をしていました。
高校3年生の時は大学受験も同時進行で行い、私は文学が学べることと、長崎と同じように港があり、海と山を近くに感じられるおしゃれな街”神戸”に住みたいという条件を出し、大学選びは担任の先生にお願いしました。
音楽学校の不合格発表を見たその数時間後に部屋を借り、地元長崎県から神戸へ引っ越してまいりました。
初めての一人暮らしで心細くいつもキャンパスから海を眺めここは長崎だと思いながら暮らしていました。
しかし、それでは大好きな家族と離れわざわざ神戸に来た意味とは何なのかと考えるようになり、神戸について調べたり様々なところへ足を運ぶようになりました。
私が一番印象に残っている場所は「神戸港震災メモリアルパーク」です。
ポートタワーに訪れた際に立ち寄り、数多くの資料や映像は当時まだ生まれていなかった私にはとても勉強になりました。
そして震災の爪痕がそのまま残されている箇所があり、初めて見たときは割れた地面や傾いた街頭に衝撃を受けました。しかしこの場所は震災の悲惨さだけを表しているのではなく、この状態から立ち上がり復興を果たした神戸の強さを表しているのだと感じました。
長崎と似ているからではなく、心からこの神戸の街が好きだと思いました。
強さや熱さ、そこから生み出された美しさに引き寄せられて私は神戸にやってきたのだと気づきました。
私を強くしてくれてあたたかな愛で包んでくれる、私は神戸で暮らしていることに誇りを持っています。
大好きな神戸をもっと元気にするお手伝いが出来たらなんて幸せだろうと心から思っています。

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